- Jun 12, 2022
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■ストーリー
大陸のほぼ中央に位置する聖都マドラッド。
法皇を頂く教会が統治するその町は、国々を束ねる法皇庁が置かれ、
様々な人種や文化が交じり合う、文字通り世界の中心地。
法皇交代の儀式を控え教会と行政機関元老院の対立は日増しに高まっていた。
紅の騎士、ソードダンサーの名を馳せる剣士スカーレットは
法皇直属の聖騎士に任命される。
とある事から友情を結んだ次期法皇マリィの為
聖宝を持ち帰る法皇使節団を率いて聖地を目指すが、
そこは元老院の罠と恐るべきモンスターが待ち受ける魔窟だった!!
時を同じくして、教会の深部では法皇に対して
お勤めと称するモンスターを用いた怪しい儀式が開始される。
彼らの真の目的とは!?
■登場キャラクター
●スカーレット・ルンベルク (CV:サトウユキ)
史上最年少で法皇直属の聖騎士に抜擢された若き剣士。
その若さと整った顔立ちで市民の間では人気が高く、
赤い装束を好んで身に纏うことから『紅の騎士』と呼ばれている。
また、二本の剣を使って舞うように戦う事からソードダンサーとも呼ばれている。
地方の王国の出だが、早くから国許をはなれ聖都の皇立アカデミーで学び、
卒業後は聖都を守護する守備隊に入隊。
女性でありながら高位の北門を任されていたエリート。
性格は強気だが女らしい繊細さも併せ持つ。
正義感が強く几帳面さも手伝って少々融通が利かない面も。
「だから……私は剣を取った!!」
●マリアーヌ・ローエン・グリン (CV:樹ノ下やや)
修聖教会 第36代目の法皇。愛称はマリィ。
いまだ見習い状態で、正式な公務はさせてもらえない。
本来は明るく他人思いの優しい性格なのだが、何不自由なくそだてられた結果ワガママになってしまった。
しかしそれらは全て寂しさの裏返しで、心の底では愛情に飢えている。
唯一気を許す相手はメイドのリアン。
「この世はお菓子とちょっぴりの恋でできておるのじゃ!!」
●リアン (CV:神坂秋穂)
法皇マリィの身の周りの世話をする専属のメイド。
平民の出だが、その素性は謎が多い。
美しい銀髪に整った顔立ちだが、冷たい印象のためメイド仲間からも近寄りがたい存在となっている。
マリィに仕えていたメイド達は度重なるイヤガラセで居なくなってしまい、残ったのはリアンだけだった。
以降、マリィに気に入られ一人で身の周りの世話をしている。
「マリィ様、お茶の時間でございます」
●ルカミラ・ハル・ロッシュ (CV:榛名れん)
法皇庁使節団、聖騎士の副官。
スカーレットとは皇立アカデミー時代から剣の腕を競う仲ではあるが、
常に対抗心を持っていて内心的には失敗すればいいとすら思っている。
副官の地位に不満を感じており元老院評議員のマルックに接近しているとの噂も……
「何を言っているの? 私たち親友でしょ」
●ソフィア (CV:柚木サチ)
修聖教会の巫女達を束ねる巫女頭。
聖地に赴くスカーレットに随行、共に聖地を目指し儀式を取り仕切る役割を担う。
性格温厚で聖母のような女性。
知識も広く、謎の多い教会の中では珍しく色々なことを説明してくれる。
巫女としてのお勤めに喜びを感じ、誠心誠意神尽くしているが……
「いけません!その御珍宝は神様の為の物」
●アグファス・ブロウニン
法皇庁の中で行政を担う機関、元老院の最高権力者。
教会圏でも有数の大国の元国王で、実業家としての実績も持つ。
政治力をバックボーンに元老院評議長の座を手放そうとしない権力欲の権化。
賢者をはじめとする教会上層部が秘密主義である事を快く思っていない。
今回の使節団派遣で、聖地から持ち出される[聖宝]を我が物にしようと企む。
「キサマッ、ワシに逆らうのか!!」
●マルック・スタンレー
元老院、評議員の一人。
貴族社会の番付ではかなり上位に位置名門の家柄。
若い頃から政治家として頭角を現し、評議長アグファスの懐刀と呼ばれるまでに出世する。
性格は温厚、包容力があり落ち着いている。
しかし、非情な一面を垣間見せる事もあり、目的の為には手段を選ばない現実主義者。
「大丈夫、手は打ってありますよ」
●モノキオス
全知の存在である、教会七賢者の筆頭。
常に冷静なしゃべり方だが、何を考えているかわからない人物。
性格は極めて冷徹。
感情の起伏ですら物理現象として考える程。
人々を導き、少しでも神に近づける事が自身の使命と信じて疑わない。
王侯貴族の集まりである元老院を見下した様な態度をとる。
「人間の心など矮小で浅はかなもの」
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