このアルバムは「処方箋」というタイトル通り、薬局で渡されるお薬をイメージして制作しました。そのため、1曲ごとに対応する症状や効能が決まっています。制作のきっかけは、私が普段手がける様々なジャンルの曲たちと、薬局で受け取るお薬袋の中身が似ているなぁと思ったことです。皆さんが受け取るお薬袋の中には、おそらく全て効能が違うお薬が入っているかと思います。鎮痛剤が二つ入っている、ということは滅多にないでしょう。そう気付いた時に、このお薬袋をアルバムに見立てて作れば、楽曲の雰囲気が全て異なる飽きないアルバムができると共に、様々なジャンルを制作している自分の強みが活かせるのではないかと思いました。また...